七夕の節句

織姫と彦星が、1年に一度だけ、天の川を渡って会うことができるというこの日。夜空に天の川を見ることを楽しみにするのですが、星空を見ることの出来た記憶は殆どありません。七夕の日に降る雨を「催涙雨」と呼びます。「催涙雨」は、雨が降ると、天の川の水嵩が増して渡れなくなってしまい、織姫と彦星が会えなくなってしまう嘆きの…

日本の食文化

食文化には風土・気候・宗教観など、その国特色が反映されて形成されます。その国、地域の気候によって、獲得できる動植物などの食材の違いがあり、煮る・焼く・蒸すなどの調理法が…

  • 153 view

田植え

5月には、水の貼られた田んぼが水鏡のように青い空や周辺の景色が映り込む、そんな美しい雄大な自然の芸術が見られます。蛙たちが元気に合唱を始めるころ、その水鏡に、可…

  • 77 view

日本茶

現代では毎日・毎回の食事に日本茶を飲む、という習慣も少なくなって来ているようですが、それでも、緑茶を飲む文化を持つベトナム・中国に比較しても日本は緑茶を世界で一番飲用し…

  • 122 view

日本の春の草花、山野草

春めいた日差しが降り注ぐようになり、凍った土から目覚めた山野草たちは、芽を出し、葉っぱを広げ、あっという間に花を咲かせるようになりました。山桜が山に彩りを添え、…

  • 125 view

家の作りやうは、夏をむねとすべし

 家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。 深き水は、涼しげなし。浅くて流れたる、遥かに涼し。細かなる物を見る…

  • 178 view

『民藝の歴史』に学ぶ ②

1926(大正15)年、柳宗悦 氏・河井寛次郎 氏・浜田庄司 氏が中心となり、提唱された「民藝運動」。現在では、『民藝』という言葉は広く知られていますが、柳宗悦…

  • 138 view

『民藝の歴史』に学ぶ ①

東京に拠点を持っていたころ、銀座にある「たくみ工藝店」に時折足を運ぶことが楽しみの一つでした。「たくみ」は、出店から70年以上の歴史を重ねているそうです。…

  • 169 view